きょうね
びーるを のみながら かえりみちを あるいてたら
ちいさな くろねこが
ごみばこの かげで ふるえてたの
おやじ
よわいものに めがないのね
「だいじょうぶか?」って こえをかけたら
にゃあ って すこしないたの
その ひとこえで
こころが ぎゅっと したの
つれてかえるつもり なかったのに
きづいたら
こたつの よこで まるくなってたのね
びーるを のみながら
そっと そのこを なでたら
くろねこは
おやじの ひざで ねむってしまったの
ああ
ひとりの よるって
こんなに しずかで
こんなに あったかかったっけ
ハッピーメール の
あぷりを ひらかなくても
だれかに そばにいてほしい きもちって
かたちが いろいろ あるんだなって
おやじ すこし しんみり したの
くろねこを だいたまま
おやじ そのまま ねむってしまったの 🍺
💬 おやじのあとがき
くろねこって
なんで こんなに あったかいのかな。
一人暮らしの 男性 にとって
ねこは であいアプリとは またちがう
やさしい “つながり” なのかもしれないの。
